薄毛治療の薬を使用している方の中には、「薬を飲んでいると体毛も濃くなる?」「ヒゲ脱毛や全身脱毛に影響はある?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
薄毛治療に使用されるミノキシジルやフィナステリド、デュタステリドは、それぞれ働きが異なります。特にミノキシジルの内服薬では、頭髪だけでなく顔や腕、脚などの体毛が増える「多毛症」が起こる場合があります。
一方で、薄毛治療薬を使用しているからといって、脱毛の効果がなくなると一概にはいえません。薬の種類や体毛への影響を正しく理解することが大切です。
この記事では、薄毛治療薬の種類と体毛への影響、脱毛を検討する際の注意点について解説します。
薄毛治療の薬は脱毛に影響する?
薄毛治療の薬には、発毛を促すものや抜け毛の進行を抑えるものがあり、薬の種類によって毛への働きが異なります。
特に、ミノキシジルの内服薬では体毛が増える場合があるため、ヒゲ脱毛や全身脱毛を検討している方は、薬の特徴を理解しておくことが大切です。
薄毛治療と脱毛は目的が異なる
薄毛治療は、頭髪の発毛を促したり、抜け毛の進行を抑えたりすることを目的としています。一方、脱毛は、ヒゲや腕、脚などのムダ毛を減らすことを目的とした施術です。
このように、薄毛治療と脱毛では目的が異なります。ただし、薄毛治療薬の中には頭髪以外の毛にも影響するものがあるため、両者の関係を理解しておく必要があります。
薬の種類によって体毛への影響は違う
薄毛治療に使用される代表的な薬には、ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドがあります。
ミノキシジルは発毛を促す成分で、特に内服薬では顔や腕、脚などの体毛が増える「多毛症」が起こる場合があります。
一方、フィナステリドとデュタステリドは、男性型脱毛症の原因に関わるホルモンの働きを抑える薬です。ミノキシジルとは作用が異なり、体毛が増える副作用は通常みられません。
そのため、薄毛治療薬をすべて同じものとして考えず、使用している薬の種類を確認することが重要です。
薄毛治療薬が脱毛の経過に与える影響
薄毛治療薬を使用している場合、薬の種類によっては脱毛施術中の毛の状態に影響する可能性があります。
特にミノキシジル内服薬では、頭髪以外の体毛が増えることがあり、脱毛施術を受けていても毛の変化を判断しにくくなる場合があります。
ただし、薄毛治療薬が脱毛の効果にどの程度影響するかについては、十分に明らかになっていません。そのため、期待する脱毛結果が得られるかどうかを一律に判断することはできません。
主な薄毛治療薬と体毛への影響
薄毛治療に使用される薬には、発毛を促すものと、抜け毛の進行を抑えるものがあります。代表的な薬はミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドの3種類です。
それぞれ作用が異なり、頭髪だけでなく体毛への影響にも違いがあります。脱毛を検討している方は、使用している薬の特徴を知っておくことが大切です。
| 薬の種類 | 主な働き | 体毛への影響 |
|---|---|---|
| ミノキシジル内服薬 | 発毛を促す | 多毛症が起こることがある |
| ミノキシジル外用薬 | 塗布部位の発毛を促す | 意図しない部位に発毛が起こる場合がある |
| フィナステリド | DHTの生成を抑える | 体毛が増える副作用は通常みられない |
| デュタステリド | DHTの生成を抑える | 体毛が増える副作用は通常みられない |
このように、薄毛治療薬は種類によって働きや体毛への影響が異なります。特にミノキシジル内服薬では多毛症が起こる場合があるため、脱毛を検討する際には注意が必要です。
ミノキシジル|発毛を促す薬
ミノキシジルは、毛包に働きかけて発毛を促す成分です。頭皮に直接塗る外用薬と、飲み薬として使用される内服薬があります。
外用薬は日本でも発毛剤として承認されていますが、内服薬は国内で薄毛治療薬として承認されていません。
特に内服薬では、頭髪だけでなく顔や腕、脚などの体毛が増える「多毛症」が起こる場合があります。
そのため、脱毛を検討している方にとって、体毛への影響を理解しておきたい薬の一つです。
フィナステリド|AGAの進行を抑える薬
フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の進行を抑えるために使用される内服薬です。
男性ホルモンの一種であるテストステロンが、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されるのを抑える働きがあります。DHTはAGAの進行に関係するホルモンです。
ミノキシジルとは作用が異なり、体毛が増える副作用は通常みられません。
なお、フィナステリドは女性の薄毛治療には推奨されておらず、妊娠中または妊娠の可能性がある方は特に注意が必要な薬です。
デュタステリド|AGAの進行を抑える薬
デュタステリドも、男性型脱毛症(AGA)の進行を抑えるために使用される内服薬です。
フィナステリドと同様にDHTの生成を抑えますが、作用する酵素の種類に違いがあります。
デュタステリドもミノキシジルのように全身の発毛を促す薬ではなく、体毛が増える副作用は通常みられません。
また、女性の薄毛治療には推奨されておらず、妊娠中または妊娠の可能性がある方は使用できません。
女性の薄毛治療で使われる薬との違い
女性の薄毛治療では、女性型脱毛症(FPHL)などの状態に応じて治療方法が検討されます。
代表的なのはミノキシジル外用薬で、日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも推奨されています。
一方、ミノキシジル内服薬が使用されるケースもありますが、日本では薄毛治療薬として承認されておらず、同ガイドラインでも推奨されていません。
また、フィナステリドとデュタステリドは女性型脱毛症の治療には推奨されていません。
女性の場合も、使用する薬によって体毛への影響が異なるため、薬の種類を確認することが重要です。
ミノキシジルで体毛が濃くなることはある?
ミノキシジルは発毛を促す成分ですが、使用方法によっては頭髪だけでなく、顔や腕、脚などの体毛にも影響することがあります。
特に内服薬では、体毛が増える「多毛症」が副作用として報告されています。脱毛を検討している方は、内服薬と外用薬の違いや、体毛への影響を理解しておくことが大切です。
内服薬で起こることがある多毛症とは
多毛症とは、通常よりも毛が太くなったり、長く伸びたり、目立つようになったりする状態です。
ミノキシジル内服薬は、薬の作用が全身に及ぶため、頭髪だけでなく顔や腕、脚などの体毛が濃くなる場合があります。
ただし、すべての方に多毛症が起こるわけではなく、体毛への影響には個人差があります。
また、ミノキシジル内服薬は日本国内で薄毛治療薬として承認されておらず、日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも推奨されていません。
外用薬と内服薬の違い
ミノキシジルには、頭皮に直接塗る外用薬と、飲み薬として使用する内服薬があります。
外用薬は主に塗布した部分に作用するため、内服薬と比べると全身の体毛への影響は限定的です。ただし、薬液が意図しない部分に付着した場合などには、頭皮以外の毛が増えることもあります。
一方、内服薬は全身に作用するため、頭髪以外の体毛が濃くなる場合があります。
このように、同じミノキシジルでも使用方法によって体毛への影響が異なります。
体毛の変化と脱毛施術の関係
ミノキシジル内服薬を使用している場合、脱毛施術を受けている間にも、薬の影響によって体毛の状態が変化する可能性があります。
例えば、顔や腕、脚などの毛が太くなったり、目立つようになったりすると、脱毛による毛の変化を判断しにくくなる場合があります。
ただし、ミノキシジル内服薬が脱毛の効果をどの程度左右するかについては、十分な研究データがありません。そのため、薬を服用していると脱毛の効果がなくなると断定することはできません。
脱毛を検討する際は、使用している薬の種類や体毛への影響を理解し、処方医に相談することが大切です。
薄毛治療中に脱毛を検討する際の注意点
薄毛治療の薬を使用している方が脱毛を検討する際は、薬の種類や体毛への影響を確認することが大切です。
特にミノキシジル内服薬では、体毛が増える副作用があるため、脱毛施術と並行した場合の毛の変化を予測しにくいことがあります。
脱毛を検討する際は、次の4つの点に注意しましょう。
- 使用している薬の名前と種類を確認する
- 脱毛を検討していることを処方医に相談する
- 脱毛サロンにも服薬状況を伝える
- 自己判断で薬を中止しない
使用している薬の名前と種類を確認する
薄毛治療に使用される薬は、種類によって働きや体毛への影響が異なります。
例えば、ミノキシジルは内服薬と外用薬で体毛への影響が異なり、フィナステリドやデュタステリドとも作用が違います。
脱毛を検討する際は、使用している薬の名前だけでなく、飲み薬なのか塗り薬なのかも確認しておきましょう。
脱毛を検討していることを処方医に相談する
薄毛治療中に脱毛を検討している場合は、事前に処方医へ相談することが大切です。
使用している薬の種類や健康状態によって、注意すべき点が異なる場合があります。
特にミノキシジル内服薬を使用している方は、体毛への影響も含めて相談するとよいでしょう。
脱毛サロンにも服薬状況を伝える
脱毛を受ける際は、薄毛治療薬を使用していることを事前にサロンへ伝えましょう。
薬の種類や使用状況を共有することで、施術前に確認が必要な事項を整理できます。
また、医療脱毛を検討している場合も、診察時に使用中の薬を正確に伝えることが大切です。
自己判断で薬を中止しない
脱毛を受けたいからといって、薄毛治療薬を自己判断で中止することは避けましょう。
薬の中止によって薄毛治療の経過に影響する場合があります。また、薬を中止すればすぐに体毛への影響がなくなるとは限りません。
服薬の継続や変更については、必ず処方医に相談し、その指示に従うことが大切です。
練馬・大泉学園で脱毛を検討している方へ
練馬区・大泉学園にある脱毛サロンbibiでは、薄毛治療薬を使用している方への脱毛について、薬の種類や体毛への影響を理解したうえで、慎重に検討していただくことを大切にしています。
特にミノキシジル内服薬では、体毛が増える場合があるため、脱毛施術と並行した際の毛の変化を予測しにくいことがあります。
薄毛治療薬を使用している方への脱毛サロンbibiの考え方
脱毛サロンbibiでは、薄毛治療薬を服用している方への脱毛を積極的にはおすすめしていません。
当サロンでは、薄毛治療薬を服用している方への施術実績がなく、脱毛後の経過について十分なご案内ができないためです。
また、ミノキシジル内服薬には体毛が増える副作用があり、脱毛施術を受けても期待する変化が得られるかどうか、予測が難しい場合があります。
ただし、薄毛治療薬を服用しているからといって、必ず脱毛ができない、あるいは効果がないというわけではありません。
脱毛を検討する際に大切にしてほしいこと
薄毛治療薬を使用している方は、脱毛を始める前に、使用している薬の種類や体毛への影響について処方医に相談することをおすすめします。
また、脱毛施術を検討する際は、施術を受ける施設にも服薬状況を伝え、注意事項や施術後の経過について確認することが大切です。
薄毛治療と脱毛の両方を検討している場合は、それぞれの目的や優先順位を整理し、十分に納得したうえで判断しましょう。
練馬・大泉学園で脱毛を検討している方は、脱毛サロンbibiの施術内容や特徴についてもご覧いただけます。
まとめ|薄毛治療薬と脱毛の関係を理解して判断しよう
薄毛治療に使用される薬は、種類によって働きや体毛への影響が異なります。
特にミノキシジル内服薬では、頭髪だけでなく顔や腕、脚などの体毛が増える「多毛症」が起こる場合があります。一方、フィナステリドやデュタステリドは作用が異なり、体毛が増える副作用は通常みられません。
薄毛治療薬を使用しているからといって、必ず脱毛ができないわけではありません。ただし、脱毛施術と並行した場合の毛の変化や、期待する結果については十分にわかっていない部分もあります。
脱毛サロンbibiでは、薄毛治療薬を服用している方への施術実績がなく、脱毛後の経過を十分にご案内できないため、積極的にはおすすめしていません。
薄毛治療中に脱毛を検討している方は、自己判断で薬を中止せず、処方医に相談したうえで慎重に判断することが大切です。
参考資料
日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」
日本皮膚科学会雑誌(J-STAGE)「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

